太陽光発電システムの初期費用回収について

一般的に太陽光発電システムを導入した場合、投資した初期費用はおよそ12年で回収できると言われています。
もちろん、使用条件によってもっと時間がかかる場合もありますが、それでもどんなに長くても15年もあれば回収ができるようです。
太陽光発電システムの寿命は20年以上と言われていますので、使い続けていくなら必ず初期費用を回収する日がやってくるということです。
その後は、太陽光発電によって得られる経済的なメリットを、そのままストレートに享受することになります。
初期費用には、太陽電池モジュール、パワーコンディショナー、発電モニター、設置架台などの設備費用に加えて、架台工事費、太陽電池モジュール設置工事費、電気配線工事費などの工事費があります。
これらの初期費用にはひとつの基準があります。
それは1kWにつき55万円という費用の目安です。
もし、3kWの発電能力がある太陽光発電システムを導入したいと考えた場合、目安として55万円×3=165万円必要ということです。
一般的な家庭では、3kW~5kWの発電能力が必要です。
従って、1kWにつき55万円という目安で計算すると、太陽光発電システムの初期費用は165万円~275万円程度必要ということになります。
ところでこの1kWにつき55万円という目安は、それが太陽光発電費用として妥当な金額であるということでは必ずしもありません。
そういうことではなく、平成24年度は1kWにつき55万円以下に限り補助金を援助したからです。
つまり、上記の初期費用は全額自己負担ではなく、自治体による補助金がつきます。
しかし、補助金の範囲内で抑えないと、すべてが自己負担になりますので、メーカーも業者も1kWにつき55万円以下になるように努力しています。
ただ、この補助金の金額は年々減ってきました。
ただし、太陽光発電システムの費用が徐々に安くなっていることや、発電能力が上がっているので、補助金が減っても特に問題はないだろうということのようです。
ちなみに24年度予算を受けるのには3月31日までに工事が修了する必要があります。